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2011年5月18日 (水)

メッカのカーバ神殿

私がどんなに望んでも、行くことが難しそうな所のひとつが、メッカのカーバ神殿だ。
ダメだと思うと、ますます興味は募り、漠然とした憧れが強くなる。

シャルジャ博物館に行ったとき、そんなカーバ神殿に関する展示品に接することができた。

それは、恐らくイスラム教への理解を深めてもらうという目的で、多くのスペースを割いて展示しているのだが、なかなか良くできていて面白かった。

Cimg0845

左は、展示コーナーに掲げてあったメッカ巡礼の様子の写真パネル

(これ自体は、結構よく見かける写真だなぁ)

と思いつつも、こんなに大きく引き延ばされたものを、近くでまじまじと見たことはない。

その上、ここの展示は、興味があるだけで、何も知らなかった私に、ごく基本的な知識を与えてくれた。

イスラム教徒は、ハッジ(一生に一度、メッカに巡礼すること) を行うが、特に巡礼月の巡礼は大巡礼として別格に見られ、写真のように多くの人 (ここのモスク全体で、一度に100万人もの人が収容できる) の人がが世界中から集まる。

カーバ神殿は、一辺が約10メートルの立方体に近い形をしている。

不思議なことに、中には何もない。
天井を支えるための柱があるだけだそうだ。

ご神体されるのが、このブラックストーン。Cimg0849

当時は、隕石だとされていたそうだが、 黒曜石らしい。

オリジナルは、直径30センチほどの大きさで、カーバ神殿の南東の角に据え付けられている。

巡礼者達は、足元に印されたラインの沿ってカーバ神殿の周りを反時計回りに7周する。

そのときに、このブラックストーンに触れることができれば最良とされている。

この説明をしてくれた博物館の学芸員も、昨年、巡礼に行って、本物のブラックストーンを見たと誇らしげに話してくれた。

イスラム教徒にとっての5つの戒律は、いずれも、ムハンマドが行ったこと。

ムハンマドと同じ事をすることが、信仰につながるという考えで、このカーバ神殿での『作法』も、ムハンマドがそのように参ったということに起因する。

Cimg0848

カーバ神殿の表面は、キスワと呼ばれる黒布に金糸の刺繍がある大きな布に覆われている。

金糸では、聖なる言葉が刺繍されているそうだ。

アラビア語が読めない私には、とてもゴージャスなカーペットに見えてしまうけど・・・

P1020967

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ミニチュアのカーバ神殿の模型を見て、レプリカのブラックストーンや、キスワを見て、なんだか嬉しくなった。

なにしろ、オリジナルを見ることは絶対に難しいのだから。

ここには、他にも各国のモスクや、建造物の精巧なミニチュアや、パネルが展示してある。

P1020958

その中の1つが、これまた見に行くことが難しそうな、イラク・サマーワにある
マルウィヤ・ミナレット

ヨーロッパの中世の絵画に出てくる、『バベルの塔』は、これがモデルになったとされているそうだ。

マルウィヤ・ミナレットは、サマーワの大モスクに併設されたミナレット。

世界遺産に認定されているけど、現在の情勢を考えたら、とても実物を見るなんて無理な話だ。

そばに置かれた人間のミニチュアから想像するに、このミナレットがどれだけすごいものなのかが伝わってくる。

きっと、カイロの3大ピラミッドを初めて目にしたときと同じような、驚きと感動があるのだろうなぁと思った。

さほど大きくもないシャルジャ博物館で、予想外に濃密な時間を過ごすことができた。
閉館時間が迫っていたので、長居はできなかったけど、もっとゆっくり見られたら良かったなぁ。

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